そもそも「雲」ってなあに?
空を見上げると、ふわふわと白い雲がうかんでいますよね。
でも、雲っていったい何でできているのでしょう?
じつは、雲は「水」でできています。
空の中には、目に見えない小さな「水のつぶ」や「けむりのような水」がうかんでいます。
それがたくさん集まって、白く見えるようになったのが「雲」なんです☁️

どういうときに雲ができるの?
空の空気が冷たくなると、空気の中の水が小さな水のつぶになります。
おふろのあとに鏡がくもるのと同じことです。
空でもこれが起こると、水のつぶがたくさん集まって雲ができます。
つまり、「空の中が冷たくなると雲ができやすい!」ということなんですね。
雲を見れば天気がわかる?
じつは、雲の形や色を見れば天気の変化がわかることがあります。
🌞 白くてふわふわした雲(わた雲)…いい天気の日によく見られます。
🌥️ 空いっぱいにうすい雲が広がる…天気がくずれるサイン。
🌧️ 黒っぽい雲(雨雲)…雨や雷が近いかもしれません。
空を見て、「今日はどんな雲かな?」と観察するのも楽しいですよ。
季節によって雲もかわる
春は「うすいすじ雲」、夏は「もくもく入道雲(にゅうどうぐも)」、
秋は「うろこ雲」、冬は「どんよりした灰色の雲」。
季節によって空のようすがちがうのは、空気のあたたかさや冷たさが変わるからです。
季節ごとに雲を見てみると、自然の変化が感じられますね🌸☀️🍂❄️
飛行機は雲の中をどうやって通るの?
雲は「水のつぶ」でできているので、飛行機が通ってもぶつかることはありません。
でも、雲の中は見えにくくて、少しゆれることもあります。
だから、パイロットさんはレーダーを使って安全に飛んでいるんです✈️
おうちで簡単に雲を作ってみよう!
ペットボトルを使うと、ミニ雲を作ることができます☁️
【用意するもの】
・ペットボトル(500ml)
・ぬるま湯
・マッチ(大人といっしょに)または線香
【やり方】
- ペットボトルにぬるま湯を少し入れます。
- マッチの煙を中に少し入れて、すぐふたを閉めます。
- ペットボトルを「ぎゅっ」と押して、パッと離します。
すると…もくもくっと雲ができるよ!
※やけどに気をつけて、大人といっしょにやってね。
まとめ
雲は、空気と水の温度がつくる「自然のふしぎ」。
空を見上げると、今日の天気や季節がわかるヒントがかくれています。
明日はどんな雲が見られるかな?👀
ぜひお子様に教えてあげてください!
